うつ病

うつ病体験ブログ-発症~克服まで

女27歳でうつ病と診断。休職・復職を繰り返し最終的には退職。病院のセカンドオピニオンからうつ病を完全に克服するまでを語ります。

私のプロフィール

うつ病発症当時の私のプロフィールからお話しようと思います。

当時私は27歳。
日本国内にある大手サーバー会社に入社して3年くらいの時でした。

そう、今でも覚えています…あの日の私は、朝、出勤時に様子がおかしいと思った母が通勤途中まで付き添ってくれていて、でも、駅のホームで「もう無理…」とうずくまり、それでも母に鼓舞されながら何とか乗り継ぎの駅の近くまで来た時、思ったんです。

「消えてしまいたい」

母を突き飛ばし、携帯電話も母のところへ置き去りにして逃走。
私は地下鉄に向かって走りました。

でも、途中で足が止まってしまった。
何故?ふと、私の事を大切にしてくれていた今は亡き祖父の事を思い出したのです。
そこで「いいの?ここで終わっても・・・・・」

と自分に問いかけた時、後ろから走って追いかけてきた母が後ろから私に突進し、私を抱きしめました。

「どうしたの!?」

そう問いただす母に私は一言、

「もう、なんでもいい」

母と抱きしめあって泣きました。
そしてその日のうちに病院へ。

「うつ病ですねえ」

医者はさらっと言いました。
私が死のうと思っていた程に追い詰められた状況を、そんな簡単な一言で名付けないで…
心の中でだけそう思っていました。

そこから、私の長い長い闘病生活が始まったのです。

うつ病発症の理由~私の場合~

うつ病は様々な理由で発症します。
その一つに親しい人との別離があります。

私の場合ですが、24歳の頃から付き合っていた彼氏と、うつ病発症する前の年の2月に別れていました。うつ病を発症したのはその翌年の5月でした。

彼氏にはフられた訳ではありません。
彼氏と婚約という運びになってから、彼氏が家族ぐるみでおかしな宗教に入信している事が発覚し、彼氏のご家族から「結婚したら毎月10万円彼氏の実家に納めるように」と言われたのです。

その事から、「この人とは結婚するのは無理」と別れました。
泣く泣く、諦めたのです。

そこから私は何も考えないように、仕事の鬼になっていきました。

朝は誰より早く出社し、会社で朝食を食べながらメールチェック。
夜は終電まで残業しました。

でも、私は私を追い詰めていると言う自覚はありませんでした。
仕事が好きだと思っていましたし、
「今目の前にある、自分が人の役に立てる事をしよう」
と思っていただけでした。

しかし、徐々に、そして確実に私は心も体も病んで行ったのです。
彼氏と別れて1年半近く経ってから、それは「うつ病」という病気になって私に襲いかかってきました。

辛かった事のまとめ

うつ病を発症して辛かった事は、とてもここにまとめきれるものではありません。
あれ程、仕事人間だった私が会社に行けなくなり、お医者様からとうとうドクターストップをくらい、会社を休職する事になりました。
休職中は暗い部屋に閉じこもり、ひたすらお酒と煙草の日々でした。

「働きたいんです」そう言っても、お医者さんは「まだ働くのは無理でしょう」とだけしか言ってくれませんでした。

家族も「ゆっくり休んだらいいよ」と言う一方で、私は社会から置いていかれる自分を感じ、焦りと、孤独と、寂しさの中で、まるで世界に自分一人しか居ないように感じていたのです。

ちょっと良くなっては悪くなり、悪くなってはちょっと良くなり、を繰り返し、どんどん最悪の状況、つまり「死にたい」という想いが強くなっていったのです。

うつ病からの克服

結局、私は2度の休職と復職を繰り返して「これ以上会社に迷惑はかけられない」と会社を退職しました。会社からは「メール対応だけでも残ってくれないか」と言われましたが、色んな意味でもう限界でした。

そこから、私はただぼんやりとぶらぶらする日々を送っていました。
お医者様からはまたドクターストップをくらったまま、失業保険もおりない状況で、貯金と両親だけが頼りでした。

私がうつ病を克服できたのは、某病院へと通院先を変えたのがきっかけでした。

個人で懇意にしてくれるお医者様に疑問を持ち、家族が捜してきた大きな病院にセカンドオピニオンのつもりで一度行ってみて、そこで処方箋を見せ、

「薬を飲み過ぎです。徐々に薬を減らして、もっと人とのつながりを持たないと回復はないでしょう。

病院を変わる変わらないは今のお医者さんとの話し合いになると思いますが、変わられるんだったら、ここには毎日通えるデイケアがあります。

同じ病気の人がいっぱいいるので、そこで人と交流する事ができますよ。

今のまま、家に閉じこもっていては回復はないです。」

とハッキリ言われました。

そこで私は数年間ずっと通ってきた病院に別れを告げ、病院を変わり、そして私も変ったのです。

煙草も飲酒も止めましたし、最初は週に1回通うのがやっとの状態だったデイケアに最終的には週に5日通うようになり、そこで人間関係を修復し、社会復帰への足がかりを掴んだのです。

そして就職活動を再開し、WEB系の就職訓練活動に通いながら販売か、再びIT関係かで悩んだ結果、就職活動で百貨店の販売員に採用され、転職に成功しました。

本当に色んな人々に支えられて、今があるのだと思います。

うつ病の体験談