マイナス思考 ハイテンション

うつ病体験ブログ-発症~克服まで

女27歳でうつ病と診断。休職・復職を繰り返し最終的には退職。病院のセカンドオピニオンからうつ病を完全に克服するまでを語ります。

うつ病の時の状態について

うつ病の時は、とにかく何につけても悲観的になりがちです。
例えば、電車の中で女子高生のグループが一緒に乗っていて、「きもい」と聞こえると、彼女たちは自分の事を「きもい」と言っているのではないのに、「私の事かな…」「私って気持ち悪いのかな…」とおろおろし始めたりします。
 
元気な時の貴方なら、例え「貴方きもいですよ」と女子高生に真正面から言われようが気にしないか、或いは言い返しているはずです。若しくは「きもい」という言葉を耳にしたら「落ち込む」のではなく「怒る」か「憤慨する」でしょう。
 
「怒る」為にはパワーがいります。
うつ病の状態と言うのは、空っぽになった電池の様な状態です。
病気の貴方には「怒る」だけのパワーがありません。

全く逆のハイテンションな状態が続く時がある

これがまたやっかいなのですが、「うつ病の人って、皆がりがりに痩せていて、神経質で、常に死にたいという願望があって、不眠症なんだよね」という定義は、最近のうつ病事情に置いてもはや当てはまらなくなってきています。
 
新型うつ病、という言葉を聞いた事はあるでしょうか。
元気なうつ病患者もいる、という事です(簡単に言うと)。
 
又、昨日まで「死にたい」と言っていたうつ病患者が、何かのきっかけで急にハイテンションになったりする事があります。うつ状態を「抑うつ状態」と呼ぶのに対し、このハイテンションな逆の状態を「躁状態」と呼びます。
 
人間には誰しもリズムがあって、健康な人はこのうつ状態と躁状態のバランスを取りながら、そのリズムのカーブはいつも一定に保たれています。たまに落ち込むとカーブが下がったりもしますが、極端にカーブが下がる事も無ければ、極端にカーブが上がる事もありません。稀にそういう事があっても一時的な物で、そう長くは続きません。
 
一般的に、うつ病の定義は、このカーブが落ち込んだ状態(抑うつ状態)が2週間以上連続して続くと、うつ病が疑われます。
 
気をつけなくてはいけないのは、抑うつ状態の時だけではありません。
ハイテンションな時にも、十分に気をつける必要があります。
 
極端に言うと、ハイテンションになり過ぎていますから
 
「今なら空も飛べるかもしれない!」
 
とジャンプして結果自殺してしまう場合もあるのです。
 
嘘だと思いますか?本当なのです。
 
特にこのハイテンションな状態は、うつ病が治りかけの時や、重篤な症状になっている時に見られる事があります。
 
うつ病の治りかけの時に自殺者が多いのも、躁状態が関係しているといえるかもしれません。


リズムのバランスがとれない、それがうつ病

つまり、人には誰しもある気分のバランスが上手にとれていない状態…やたらとハイテンションでもダメですし、やたらと気分が落ち込んでいてもダメな状態が続く事がうつ病なのです。
 
うつ病の人はこのバランスが自分では上手にとれなくなってしまっています。
ハイテンション過ぎない、落ち込み過ぎない。
この心のバランスが取れるように、お薬を飲むようにするのです。



うつ病の体験談