うつ病 治らない かんかい

うつ病体験ブログ-発症~克服まで

女27歳でうつ病と診断。休職・復職を繰り返し最終的には退職。病院のセカンドオピニオンからうつ病を完全に克服するまでを語ります。

私の病気は一生治らないの?

私の場合ですが、私がうつ病になったと知った時「ああ…もう私の一生は終わりなんだ」と思ってしまったのは、後になって思えば過ちでした。
 
うつ病になるまでの間の私は「ふーん、うつ病って大変なんだね」くらいの感覚しかなく、よって正しい知識もありませんでした。
 
それ故、「なんとなく漠然とした先入観と間違った固定観念」によって、「貴方はうつ病です」と言われた時、「ああ一生うつ病なんだ」と思ってしまい、故に「私の一生は終わった」と思ってしまったわけです。
 
今思えば、それも病気がそう私に思わせていただけにすぎないのですが…。
 
実際にインターネット等でうつ病の事を調べてみていると、随分と昔に比べて偏見が減ったとはいえ、現在でも「キチガイ」とか「人生オワタ」とか、汚く、誤った言葉が交わされている光景が広がっています。
 
しかし、それらは全て間違いです。
うつ病になったからといって、人生終わってはいないのです。
むしろここから第二の人生がスタートしたと言っても過言ではありません。

ゴールの見えない病気

しかしながらうつ病の治療期間は人それぞれなのは事実です。
軽い人なら数ヵ月で元通りの生活が送れる人もいますし、重篤な場合になると何年も、人によっては何十年もかかる場合があります。
 
つまり、ゴールの見えない病気、それがうつ病の一つの特徴であります。
 
骨折したのであれば、骨がくっついてギブスが外れ、病院を退院してリハビリすれば、おのずとゴールは見えてくるでしょう。一緒に治療しているお医者さんもゴールがはっきりしていますから、貴方と同じように気が楽なはずです。レントゲンを見ると、骨折がどこまで回復しているか、一発で分かりますね。
 
しかし、うつ病になった当初と言うのは
 
「いつまでこんな苦しい状態が続くんだろう」
「この苦しい状態は一生続くのではないか」
「終わりの見えない長いトンネルに入ってしまった感じがする」
 
といった具合に、ゴールが全く見えません。
しかし、何事にも始まりがあれば、終わりがあるように、うつ病にも終わりの時がやってくる事は事実です。
 
苦しく、辛く、重たい病気の底で、ゴールがどこなのか見えないのはとても辛い事ですが、うつ病にも必ずゴールがやってきます。


ゴールの日を迎える為に、今貴方に出来る事、それは

・一日一日の生活を大切にし、規則正しい生活をおくる
 
 規則正しい生活を送る事は、全ての病気治癒の基本です。
 特にうつ病になると暗い部屋に引きこもりがちになります。
 三食きちんと食べ、決まった時間に起きて、決まった時間に就寝するように心掛けましょう。
 
・自分で勝手にゴールを設定しない
 
 ゴールを自分勝手に設定すると返って自分を苦しめてしまう場合があります。
 ゴールではなく、今、自分に何が出来るかを考えて、一つずつ、一歩ずつ、出来る事を増やしていきましょう。
 
・日々の症状に一喜一憂しない
 
 病気の症状は、安定するまでは日によって違います。
 昨日調子が良かったからといって今日も同じように調子が良いとは限りません。
 日々の症状に一喜一憂せず、少しくらい楽観的に思っていた方がいいでしょう。
 
・病気を消し去るのではなく、病気と一緒に歩んでいく事を考えよう
 
 病気を消し去ろうと努力するのではなく、病気と一緒に歩いていく、病気と仲良くお付き合いして行く、と言う風に考えてみましょう。
 
 
じゃあ、ゴールっていつなのよ?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。


一つ目のゴール

うつ病のゴールはうつ病が「かんかい」状態になった時が、一つ目のゴールです。
うつ病は「完治した」とはいいません。
症状が安定し、健康な人と同じような生活が送れて、社会復帰出来たら「かんかいした」という表現を使います。
 
何故かと言うと、うつ病はちょっとしたきっかけでまた再発してしまうケースが多く、患者さんによっては「かんかい」を迎えた後も、再発防止の為にお薬を飲み続ける人がとても多いからです。
 
完治していれば、薬は飲みませんよね?
 
この状態が「カンカイ」です。
 
貴方のうつ病にも、いずれ症状が安定し、元気だった時と同じように毎日楽しく笑顔で過ごせる日々がきっと戻ってきます。諦めず、自暴自棄にならず、「カンカイ」の日を迎えられるように、一緒になって少しずつ、一歩ずつ、前を向いて歩いていきましょう。


うつ病の体験談